料理研究家の島本美由紀です。
気温が上がってきましたね~。
洗濯ものが早く乾くのはうれしいのですが、
これからの季節は食材が傷みやすいので注意が必要です。
せっかく買った食材を無駄にしないためにも、
今日は夏に向けて、正しい野菜の保存方法をご紹介します!
ちょっとした保存のテクニックを知っておくだけで、
野菜がグンと長持ちしますよ~!
・レタスが新鮮!2週間長持ちする方法
丸ごと購入すると1回では使いきれないレタス。包丁で半分に切ると変色に加え、切り口から水分が抜け鮮度が落ちてしまいます。おいしく長持ちさせたいなら、切り口に小麦粉を塗りましょう。ポリ袋に被せたら芯を下にして保存することもポイントに。いただくときは、外側の葉から先に使えば、最長で3週間程度長持ちします。
◎おいしく保存ラボ
8日間、レタスで保存の実験をして試してみました!
むき出しで保存 8日目
葉につやがなく、
水分が抜けてしなびた状態に。
ハリとつやが残っているのは中心部のみ。
芯に小麦粉をつけてポリ袋に入れて保存 8日目
適度な水分コントロールで、
外側はもちろん、内側まで鮮度をキープ。
みずみずしいまま。
・水菜がシャキシャキのまま!10日間長持ちする方法
袋のまま冷蔵庫に入れると、葉先がしなしなになってしまう水菜。おいしく長持ちさせたいなら、カットして保存容器に入れましょう!水菜を食べやすい大きさに切ったら、水に1~2分さらし、ざるにあげて水けを拭きとりましょう。保存容器にキッチンペーパーを敷き、水菜を入れ、上からまたキッチンペーパーをかぶせてから蓋をします。ペーパーが濡れてきたら取り換えればオッケー。シャキシャキと8~10日間、長持ちします。
◎おいしく保存ラボ
8日間、水菜で保存の実験をして試してみました!
そのまま保存 8日目
そのまま保存したものは、
葉先だけでなく全体的にしなびた状態に。
溶けかかっている部分も・・・。
カットして保存 8日目
適度に水分を補って保存した水菜は、
葉も茎もみずみずしさをキープ。
葉先までぴんと張ったまま!
詳しくは、私の著書
「ひと目で分かる!食品保存事典 簡単!長持ち!節約!」(講談社)
に書いてありますので、ぜひ書店でお求めを。
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今年の夏は捨てちゃう罪悪感から、さよならしましょう!