紙を折る、マジシャンになる。/文:クリス智子

あけまして おめでとう ございます。
今年もよろしくお願いいたします!

さて、今日は、お正月らしい、
日本の古くからある「モッタイナイ」につながる紙の話を。

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写真の和紙を折ったもの、どれも 美しい形。
これは、”折形デザイン研究所”のアイディアで、
昨年末、私がやっている J-WAVE BOOMTOWNで紹介させて頂きました。
(これ、見よう見まねで、最初なかなか折れませんでした、)

刃物はいっさい使わず、
折って たたんで、包んで ひらいて。

そもそも「折形」というのは、
「贈答の際に和紙を織、進物を包むという礼法」だそうで、
およそ600年前の室町時代に確立されたと言われているそうですが、

「紙を折る」って、なんてことはないようで、
とても日本的な、人間として美しい佇まいを 表現しているもの。

お年玉、素敵なポチ袋に入れるのもいいけれど、
ちょっと粋な包み方がしてあったら、子供は、
案外、中身より、外の紙の不思議に 一瞬目をとめる と思うのですが・・
それって、大人の理想でしょうか...?(^^;)

そういえば、アメリカの小学校に通っていた時、
折り紙で 鶴や手裏剣を折ったら、
周りに 『Tomoko はマジシャンだ!ファンタスティック!』と
大げさに感動され 「えっ...?? 折っただけなんだけど..?」と
思ったことをよく覚えています。

もしかしたら、これって、
本当に世の中を変えるマジックなのかもしれない、と
今、思う。


横浜のフランス料理でアルバイトをしていた頃にも、
お店から教わったやり方で、
白いテーブルナプキンを、王冠のように折って、
お皿の上に置いておく、ということをしていたのですが、
それも『これって、どうやって折るのですが?』と
時折聞かれ、私自身、馬鹿の一つ覚えのように、
今でも、時々、その折り方を使います。


何もないところから、形が生まれる。
一枚の紙や布から。
よく言われる、風呂敷もそうですよね。

思いが存在する。
こういう知恵という魔法を持っていると、
モッタイナイことも、包んでいけそう。

紙を折る習慣、もっともっと。
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   by mottainai-lab | 2009-01-05 10:35 | クリス智子 | Comments(2)   

雨の日の楽しみ方/文・クリス智子

雨の日、私は 結構好きでして、
できれば 家にいてお風呂からぼーっと外を眺められたら最高で、
車の中で、ルーフにあたる雨音を聞くのも嬉しく、
カフェなら、できれば床から天井まで 大きな窓があるところの「窓際で!」と、
妙に ”雨”を楽しむシチュエーションにこだわり出します。
晴れの日以上に。
濡れてしまっても、大丈夫。

そして、 最近は 雨の日になると、「雨だぁ~!」と、
バケツを庭に出し始めるようになりました。

こうして出しておけば、翌日の植物の水やりのために、水を運ばずに済むし、
一石二鳥!と思ってはいるものの....
昨年、やり始めた初日、「こ..これだけッ...」と愕然としたのです。

「今日は降っただろう~」と楽しみに仕事から帰ってみる日も、
だいたい予想以下(*-*;)。
そんなことで、単純に「水って、貴重だな~」と思い新たにしました。

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ちなみに、これは、今年珍しく東京で雪が降った先日の朝、
庭にバケツを並べた時に撮った写真なんですが、
途中から雨に変わったものの、やはり 収穫 イマイチ。

確実に「恵み感」と「雨の日のお楽しみ感」上がるので、
バケツスタンバイ、雨降りを楽しみにしています。
(それにしても、あまり降らないよなぁ。)
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   by mottainai-lab | 2008-01-30 11:55 | クリス智子 | Comments(3)   

「もったいない」から連想すること / 文:クリス智子

ここ数年、地球の温暖化のニュースをはじめ、
エコで地球を守ろうという意識が高まる中、
「もったいない」という言葉も“これぞエコ!”
とポジティヴなイメージを持たれるようになってきていますよね。

おばあちゃんの口癖の言葉が、世の中を救うような言葉になるなんて。
それをピックアップして世界に向けて発したワンガリ・マータイさんもすごいけれど、やっぱりおばあちゃんスピリット、おそるべし・・

まぁ、関心している場合でもないのが現状、「まだ使えるのに、捨てちゃうの?(もったいなーい)」ということは日常たくさんある。
もっとも「ある」ということに、ここ数年で、すごく気がつくようになったのだろうと思う。
小さい頃、気にもしていなかったゴミの分別、振り返るとゾッとするもの。


モノに対して“もったいない”と思うことは勿論あるのですが、
「もったいない」で、最近思うのは「自動」の二文字。

ちょっと大きな話になってしまうのですが、
世の中、ここまで”自動”である必要があるんだろうか?
そのエネルギーもったいないのでは?
というか、自分でやった方が早くない?
そんなに周りにやってもらわないと、自分たち、ダメ…?
という具合に思うのである。

発想の転換もエコの大きな一歩だけれど、
今あるものの見直しも大事な一歩。

毎日、外に出れば、自動のお世話になること多々。
自動ドア、自動水洗トイレ、自動蛇口、自動ハンドドライヤーなどなど。
トイレに「これは自動で流れます」と話しかけられる度にドキッとするし、
手を洗おうとして、なかなか出ない水に、アレ?と、どこにあるか定かでないセンサーに向かって、蛇口の下で手を左右に振るのも、なんだかなーと思うのだ。(最近は、デザイン豊富でいいのだけれど、わかりにくかったり、終わったのに水が出ていると、それ自体、もったいなくて、触っていたりして…本末転倒?)

コンビニのドアや、自動蛇口においては、そうでないところでも、
自動だと思って、ドアの前で立ってみたり、
蛇口の下に手をかざした時には「うわっ・・」と、すっかり自動に慣れてしまった自分にプチショック。
立てば開く、出せば出る、と思っているなんて、コワイッ!!何様ッ!と、ちょっと凹んでみたり…。

トイレに設置されている自動ハンドドライヤ—においては、手が必要以上に乾燥してしまうので、私はハンカチやタオルを使った方が好き・・など、
自動が気になる今日このごろ。

つまりは、自分でできることは、自分でやりたい、やった方がいいかも、
と思うことが最近よくある。
もちろん、必要なものもたくさんあるけれど、
そういうものだ、
と当たり前に受け身で捉えていたことを見直すと発見も多い。

どんどん、周りが動いてくれると思う“人(モノ)任せ”な態度・・街の自動が減ると、無意識に変わってくることが多いかも。

機械にナビされるより、自力で到達したい!なんて思うのは、ヘンだろうか?

そこに、生きる楽しみがたくさん詰まっているように思うのだけれど。。
その“楽しみ”が“楽”になることで奪われているとしたら、それこそ、もったいないと思う。

必要なのか、そうでもないのか、一回考える、
このエコの基本「気づき」を基本に、Mottainai Lab新米研究員として、アンテナ張っていきたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いします。
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   by mottainai-lab | 2007-06-04 09:00 | クリス智子 | Comments(5)   

プロフィール

●クリス智子(クリストモコ) パーソナリティ

a0083222_11201.jpgハワイ生まれ、横浜育ち。
上智大学比較文化学部卒業と同時に、94年J-WAVEにてラジオ番組のパーソナリティをはじめとする活動をスタート。
現在も同局「BOOM TOWN」(月~金9:00~11:30)のメインパーソナリティを務める他、TV・CMナレーション、雑誌執筆など、各方面で活動中。

クリス智子オフィシャルホームページ
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   by mottainai-lab | 2006-10-31 11:59 | クリス智子   

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