祖母からはホントにいろんなことを教わったと思う。
もちろん、MOTTAINAIってことも。
晩ごはんに魚が出ても、こどものぼくには、
きれいに食べることができず、いつも祖母に言われるのは、
“あんた、もうごちそうさまなの? あ~、もったいない……”。
そう言って、骨のまわりについてるところを食べ始める。
そんな環境で育ったぼくは、物心ついてからは、もったいないことをそ
んなにしていない。(と思う)
ただ、もったいないには、別の意味もあって、
無駄使いしてもったいないではなく、もっと有効活用できるのに、
できていないことって、これもまた、MOTTAINAIだと思う。
たとえば……
ぼくはたまに温泉に行きます。
地中から湧き出るお湯のおかげで、
気持ちいい温泉に入ることできるし、湯治してる人もいる。
自然の恩恵ですよね。
まわりを見渡してみて、自然のいろんな恵みの中で、
有効に使えていないもの、もっと有効に使えるものって、
意外にもっとあるんじゃないのかなとも思います。
もう一度、新鮮な目で見わたしてみたいし、
研究員として、何かできることあれば、やっていきたいと思います。
どうぞ、よろしくおねがいします:)
スタッフ記:新しく研究員になってくださった守時さん。ミュージシャンでもあり、音楽プロデューサーでもある守時さんが「MOTTAINAI」をテーマに集めてきた「音」を配信するMOTTAINAI Labの新コンテンツ『MOTTAINAI sound』が近々アップ予定です。お楽しみに。