地球を包もう。風呂敷が人を結んでいく~ブラジル風呂敷紀行~/文:山田悦子

その1:
1通のメールから始まったブラジルへの旅。


2010年10月29日から11月12日まで、約2週間。ブラジルに行ってきました。
もちろん目的は風呂敷を伝えること。
サンパウロ、リオ、マリンガなどと数ヶ所を廻る旅でした。

きっかけは、オフィスに届いた一通のメール。
メールの主は、ブラジル在住の日系2世のソフィアさん。


彼女は、日本に住んでいる祖母から送られてくるお菓子の包み紙などに、ブラジルにはない日本の繊細な美しさに心ときめかせ、ついにはパッケージの魅力に引き込まれ、パッケージデザイン学の教鞭をとるまでになります。1995~6年には日本の伝統的なパッケージを学ぶため来日、留学。そこで竹や和紙、風呂敷に出会います。

中でも、“風呂敷の文化”に強く魅力を感じた彼女に、彼女の従姉妹が私の本を紹介してくださったことがきっかけとなり「もっと風呂敷を知りたい」と、私にメールを送ってくれたのでした。

数回のメールのやり取りの後、日本で会うことが叶うのですが、会った瞬間から意気投合。声が枯れるまで沢山のおしゃべりをしながら、国も環境も違う二人が、風呂敷のことに思いを馳せる濃密で、心通わせる時間をすごしました。いつの日か、日本の心をブラジルの地で・・・と夢を語り合ったのです。


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ソフィアさん(写真:左)と初めて会ったときの写真。ブラジルの生地を彼女がプレゼントしてくれました。


帰国した彼女は、ブラジル移民100周年記念祭典イベントで「風呂敷のワークショップ」を開催するなど、風呂敷文化を広める活動を始めます。
その後、ブラジルで本格的に風呂敷の魅力を伝えていきましょう!
との嬉しいオファーが届き、この旅の企画が始まります。


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昨年9月銀座の香蘭社ビルでのふろしきのイベントにて。丁度出張で来日していたソフィアさんと。互いの思いを確かめ11月ブラジルでの再会を誓い合いました。 

私がブラジルの旅で出会った心のあたたかい人たち、ブラジル日系人の彼らが持っている日本への想いなど、風呂敷を通して触れ合うことの出来たエピソードを、次回からこのブログでご紹介していこうと思います。
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   by mottainai-lab | 2011-03-07 14:04 | 山田悦子 | Comments(0)   

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