今年で第5回を迎える『むす美ふろしき公募展』に
全国から、115点のご応募をいただきました。
みなさまのご応募、ありがとうございます!
その中から今回のMOTTAINAI賞に選ばれたのは、東京都・梶原知恵さんです。
ここでその風呂敷の活用方法をご紹介したいと思います。
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「週に一度のお買い物スタイル」
梶原 知恵(東京都・35・会社員)
週に一回、まとめて買い物をするのですが、そのときの買い物スタイルです。
カゴを買い物バッグとして利用していますが、口が広く、
仕切りのないカゴバッグは貴重品をそのまま入れておくには
ちょっと心配なつくりをしています。
そこで、盗難を避けるためにも、お会計のときに財布を探してゴソゴソしないためにも、
ふろしきでポケットを作って利用しています。
セッティングはとても簡単です。
バッグの柄にふろしきの端をそれぞれぎゅっと結びつけるだけ。
買い物に出かける前は、バッグの中にポケットを作り、
買い物後は外にポケットを出して帰宅。
場合によっては、バッグからふろしきポケットを外して単体で持つことも可能です。
使い方が、いかようにも変えられる点は、ふろしきの最大の良さですね。
写真:買い物を終えて
ふろしきは、今は亡き祖父から贈られた品です。
その頃私は10代でしたが、年齢にふさわしい、
かわいい柄を祖父はプレゼントしてくれました。
その配慮がうれしくて、今でも大切にこのふろしきを使っています。
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エコへの関心が高まるなか、最近では自分らしいスタイルで
エコも楽しむ方がふえてきたと実感しています。
梶原さんは、そんな自分らしさをすでに実践されていますね。
ふろしき自体をエコバッグに使う方法もありますが、
ふろしきのサイズや、素材を活かして工夫した「バスケット+外付けポーチ」としての
使い方は、まさにふろしきを使いこなしているからこその賜物ですね。
また、”おじいさまからの思い出のふろしき”を、
大切にしまっておくのではなく愛用されているところが、
知恵さんのお人柄を感じさせます。
おじいさまの思いを大切に受けとめ自分の傍らに置く。
おじいさまはどんなにか喜んでおられることでしょう。
そんな”心”を大切にされている梶原知恵さんこそ、
MOTTAINAI賞はふさわしいと思います。
私たちも、知恵さんをお手本に、自分らしいエコ、心あるエコを目指したいものです。
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4月9日、10日(金・土)は京都 三条にて
春の新作発表会とあわせて公募展を開催いたします。
期間中、講習会もいたしますので、お近くの方、京都におでかけの方、
是非お立ち寄りください。お待ちしております。
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4月17日(日)は、恒例のアースデーです!
こちらでも「ふろしき講習会」を開催します。是非お待ちしております。
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